漢方でなんとかしたい!

中医学講師30年。漢方や中華圏の文化とか書きます。

漢方でなんとかしたい!

漢方で考える病気のメカニズムについて書いていきます。

桃の霊力はすごい

漢方でもよく使われる桃についてです。漢方散歩3 桃伝説!

秋の梨

そろそろ梨が市場に出てきましたね。秋は空気が乾燥するために肺が乾燥しやすい季節です。鼻や口が乾く、肌が乾く、乾燥した空気は肺に入り肺を乾燥し咳こむようになります。梨には潤肺の作用があり、肺の乾燥を防ぎます。梨は白色で五行では金に属し、肺も…

コロナ後遺症

www.msn.com 中医学の病機発生学では疾病は邪気と正気の抗争であり、新型コロナウイルスのような強い邪気では正気は簡単に負けてしまいます。邪気が去ったあとでも正気は修復できず身体は焼け野原の状態になります。正気が消耗しきっているため倦怠感が出て…

新型コロナとデジタル眼精疲労

肝は血を受けてよく視る最近はコロナの影響でテレワークでパソコンで作業をする人が多くなりましたね。目の不調で眼科を受診される患者さんが多くなっています。眼精疲労だけでじゃなく目がはっきり見えない、乾燥感、目の奥の痛み、ひどいと激しい頭痛が起…

新 目玉ビックリ茶

杞菊明目茶のレシピを変えました。身体を冷やす薬草が多いのでお腹が冷えないように生姜を入れました。眼精疲労や目がはっきりしたという感想をいただいています。www.kameido-kanpo.com

亀の病気を漢方薬で治す

ペットとして亀を飼っている人は多いですね。うちにもイシガメとクサガメがいます。この間はイシガメがベランダから脱走してしまい、隣の部屋のネコが見つけてくれて捕獲されました。マンションのベランダの飼育は亀をしっかり管理しないとダメですね。亀が…

猛暑の足のむくみ

夕方になると足のふくらはぎがパンパンになる人がいます。尿が余り出ないからでしょうか? いいや夏は汗という形で水分は排泄されますから尿は減るんです。汗で身体の体液が減っている状態では足がむくんでいるからと利尿剤を使ってはいけません。どんどん体…

本日猛暑日

www.msn.com今日は朝から外回りしていましたが猛烈な暑さですね。汗がダラダラ止まりません。普段スポーツなどで汗をかきなれてい人は汗がボタボタでてきます。僕は桂枝加竜骨牡蛎湯で汗を止めています。暑邪は炎熱の性質を持ちます。炎熱は人体の上部に燃え…

蕁麻疹をなんとかしたい

蕁麻疹は急に皮膚が盛り上がり痒くなり、暫く経つと痒みも盛り上がりも跡形もなくなくなります。故に中医学では「隠疹」といいます。辛いのはなんと言っても猛烈な痒みでしょう。急性の場合には抗ヒスタミン剤を飲めば痒みは消失し症状は繰り返さないのであ…

夏は麻婆豆腐

昔 四川で食堂を営んでいたおばあさん。あだ名は麻婆(アバタのおばさん)。彼女が作った激辛の豆腐料理が肉体労働者にバカウケ。それが麻婆豆腐の始まりです。四川盆地は湿気も多く夏は蒸し暑いです。湿度のせいで体は重だるくなりネバネバする汗がでます。…

イソジンとコロナ

コロナウイルスを抑制する作用はポピドンヨードにはあるのですが、新型はどうよ? でしたので誰も言いませんでしたが大阪で言っちゃいましたね。イソジンを予防で使うのはいかがかなというのは薬剤師として誰でも疑問に思うと思います。後出しジャンケンだと…

修行と腎精

中医学の土台になる哲学思想に精気学説があります。森羅万象、みな精により形成されているという思想です。精は肉眼では見られない物質ですので「無」です。これが凝縮すると「形」になります。そして「形」はやがて「無」に帰ります。例えば種は土の中で成…

目玉ビックリ、菊花茶 その後

この迷惑な新型コロナウイルスのために、いろいろな業種でパソコンで目を酷使するため眼精疲労から乾燥感、痛みで苦しんでいる人がふえました。中国医学では目の疾患では「明目」作用のある菊、クコ、決明子をお茶として飲む治療法があるのでそうした方々の…

コロナと肥満

武漢肺炎は収束しそうにありません。この病気に対していろいろなことがわかってきました。感染ハイリスクの人は高血圧、心疾患、糖尿病の患者さんたちが属します。これらの疾患は肥満が原因の場合が多いですね。結局、これらの患者さんがコロナウイルスに感…

形の同じものは同じ形のものを治す

古来、形から薬効を推測することはよくありました。五行では、火の属性は赤、南、夏、心臓です。夏は赤くて心臓に似ている野菜や果物がおすすめです。夏のトマトにはリコピン、ビタミンpを含まれているので動脈硬化防止、血圧降下作用があります。日本では…

目玉ビックリ茶 できました!

菊の花(杭州産)、クコの実、ナツメ、ハブ茶をブレンドした「杞菊明目茶」を作りました。目に良いというものを適当に配合した通販のものとは異なり、中医学理論に基づいたブレンドです。1袋にパックしてあるので、そのまま500~600CCの水で15分ほど…

春夏養陽、秋冬養陰

春夏養陽、春夏の暖かくなってきた時期には陽を養うのがよい養生方法です。 春から夏へは自然界の陽気が上がってきます自然界の陽気がだんだん上がってくるこの時期には自分の身体の中の陽気も上がるようにしておけば寒い冬に身体が温かくなります。暑い夏に…

目玉ビックリ、菊花茶を作ってみた

菊の花のお茶は唐代から飲まれていました。目を明るくする作用があり眼精疲労、視力低下。また清熱作用があり頭ののぼせにも使われていました。台湾のニュースでは菊花茶はドライアイを改善する効果があることがわかったという報告をしていました。五行学説…

お盆と鬼月

東京では13日~15日が盂蘭盆会であります。先祖のご供養でお墓参りに行かれた方々も多いと思います。台湾では農暦の7月15日が鬼節です。陽暦の8月4日ですね。地獄の釜から出てくることを許された(7月1日~30日)亡霊がこの世に遊びに出てきます。日本でもお…

菊花明目茶でコロナを乗り切る

中医学では新型コロナウイルスの予防、治療、養生に他にいろいろなことで対応ができます。今回は、コロナの影響で社会人も学生もパソコンを利用する時間が増えてしまい、眼精疲労、ドライアイ、目の痛み、視力低下をどのように 対応するのかについて書きまし…

熱中症を中医学では2つに分けます

熱中症を中医学では中暑と言います。中は真ん中という意味ではなく「あたる」という意味になります、暑さに当たるのですね。軽症ではクラクラして発熱、頭痛、汗がでて重症だと高熱で意識がなくなり生命が危険な状態になります。中医学では中暑を陽暑と陰暑…

冬虫夏草でいろいろなんとかしたい

www.msn.com 20140414 走近科学 冬虫夏草之西藏地金夏は虫で冬は草になるこの薬材はコウモリガの幼虫にバッカク菌が寄生したものでチベット高原のような高原でしか採取できない貴重な薬です。免疫能力を上げるので虚弱体質やガンの患者さんによく使われてい…

汗が止まらず なんとかしたい

暑くなり汗は誰でもかきやすいのですが、滝のような汗が止まらない人も出てきます。これは異常ですね。大量の汗が出るので身体は熱く、喉が渇き、冷たいものが飲みたくなります。もちろん疲労感も出てきます。これを「暑傷気陰」と言います。気はエネルギー…

クーラーの冷風による肩こりをなんとかしたい 葛根湯が使えます

クーラーの冷気を背中に受けるのはよくありません。背は陽、腹は陰の脈があるので背中を冷やすと陽気が消耗してしまいます。冷気は身体を萎縮させてしまい、首や肩のこりに始まり、冷え性、免疫機能の低下まどが引き起こされます。冷気により首筋や肩が凝り…

身体の除湿  身体を軽くする台湾の薬膳スープ 四神湯

天人相応で湿気の多いこの時期には人の体の中にも湿が溜まりやすくなります。湿は目には見えない湿気で、外が蒸し暑いとついうっかりの冷たいものの過飲によりどんどん胃の中に入っていき溜まっつていきます。お腹が張ってきて、身体は重だるくなり、頭はボ…

一粒のライチは三つの火(一颗荔枝三把火)

楊貴妃が好きだったライチ。高級中華レストランに行っても最後のデザートに氷に載って一粒でてきます。一骑红尘妃子笑 无人知是荔枝来(唐代の詩人「杜牧」)妃子とは楊貴妃のこと。玄宋皇帝が楊貴妃のために四川から長安の都まで早馬でライチを運ばせ、ライ…

コロナ後遺症 中医学ではどう考える

www3.nhk.or.jpカゼなどで熱が出て治った後もフラフラする経験は誰にもあると思いますが、新型コロナウイルスのような強い邪気の場合には抵抗力にあたる正気もかなり消耗しますので、陰性になった後でも体は「焼け野原」の状態になってしまいますのでひどい…

口が塩辛い

肺がんの患者さんからの訴えなんですがこの二週間、口の中が塩辛い味がして食欲が湧かないとのことです。中医学には五味理論があります。辛、甘、酸、苦、鹹の味覚のことを言います。辛味はピリ辛、鹹味は塩辛いです。それぞれの味には作用があり、苦味は清…

辟瘟香囊の使い方

辟瘟香囊疫病予防で中国で古くから用いられていた中薬香袋です。携帯するのもいいし、部屋で香らすのもいいです。うちのスタッフが考えたのは、ビニール袋の中にマスクと一緒に入れて保管しておくという方法です。これだとマスクに匂いが移り、マスクをして…

ある日のコロナ治療

日曜日に後輩からラインがありました。頭痛、発熱、咽喉腫痛、咳が出始めたが「清肺排毒湯」はどうでしょうか?清肺排毒湯は中国でコロナ治療に使われている処方ですが、新しい処方で日本には当然ありません。腹痛や吐き気はないとのことでしたので、銀翹散…