漢方でなんとかしたい!

中医学講師30年。漢方や中華圏の文化とか書きます。

漢方でなんとかしたい!

漢方で考える病気のメカニズムについて書いていきます。

冬虫夏草でいろいろなんとかしたい

www.msn.com 20140414 走近科学 冬虫夏草之西藏地金夏は虫で冬は草になるこの薬材はコウモリガの幼虫にバッカク菌が寄生したものでチベット高原のような高原でしか採取できない貴重な薬です。免疫能力を上げるので虚弱体質やガンの患者さんによく使われてい…

クーラーの冷風による肩こりをなんとかしたい 葛根湯が使えます

クーラーの冷気を背中に受けるのはよくありません。背は陽、腹は陰の脈があるので背中を冷やすと陽気が消耗してしまいます。冷気は身体を萎縮させてしまい、首や肩のこりに始まり、冷え性、免疫機能の低下まどが引き起こされます。冷気により首筋や肩が凝り…

身体の除湿  身体を軽くする台湾の薬膳スープ 四神湯

天人相応で湿気の多いこの時期には人の体の中にも湿が溜まりやすくなります。湿は目には見えない湿気で、外が蒸し暑いとついうっかりの冷たいものの過飲によりどんどん胃の中に入っていき溜まっつていきます。お腹が張ってきて、身体は重だるくなり、頭はボ…

一粒のライチは三つの火(一颗荔枝三把火)

楊貴妃が好きだったライチ。高級中華レストランに行っても最後のデザートに氷に載って一粒でてきます。一骑红尘妃子笑 无人知是荔枝来(唐代の詩人「杜牧」)妃子とは楊貴妃のこと。玄宋皇帝が楊貴妃のために四川から長安の都まで早馬でライチを運ばせ、ライ…

コロナ後遺症 中医学ではどう考える

www3.nhk.or.jpカゼなどで熱が出て治った後もフラフラする経験は誰にもあると思いますが、新型コロナウイルスのような強い邪気の場合には抵抗力にあたる正気もかなり消耗しますので、陰性になった後でも体は「焼け野原」の状態になってしまいますのでひどい…

口が塩辛い

肺がんの患者さんからの訴えなんですがこの二週間、口の中が塩辛い味がして食欲が湧かないとのことです。中医学には五味理論があります。辛、甘、酸、苦、鹹の味覚のことを言います。辛味はピリ辛、鹹味は塩辛いです。それぞれの味には作用があり、苦味は清…

辟瘟香囊の使い方

辟瘟香囊疫病予防で中国で古くから用いられていた中薬香袋です。携帯するのもいいし、部屋で香らすのもいいです。うちのスタッフが考えたのは、ビニール袋の中にマスクと一緒に入れて保管しておくという方法です。これだとマスクに匂いが移り、マスクをして…

ある日のコロナ治療

日曜日に後輩からラインがありました。頭痛、発熱、咽喉腫痛、咳が出始めたが「清肺排毒湯」はどうでしょうか?清肺排毒湯は中国でコロナ治療に使われている処方ですが、新しい処方で日本には当然ありません。腹痛や吐き気はないとのことでしたので、銀翹散…

夏至、端午節 夏の下痢対策

25日は端午節。(農暦の5月5日)。蒸し暑く細菌性の病が多くなる時期です。古来は細菌性やウイルス性の病は熱毒によるものと考えていました。逆に言えば端午節に作った毒は強烈です。龜の中に毒虫を入れて戦わせ、最後に勝った虫の毒が「蟲毒(こどく)」で…

体が重だるいのは「湿」のせい

湿というのは目には見えない水です。見えませんが体感できます。ジメジメして体は重だるくなります。前回のブログでも書きましたが、消化器の弱い人は外の湿気の他に体の中に湿が溜まり体は重いし動きません。中医学ではこの湿気のある季節の養生として「去…

第2波に備えて 肥人多痰

新型コロナウイルスによる武漢肺炎には肥満の人がハイリスクになっています。中医の言葉にある「肥人多痰」とは肥満している人の多くは痰があるという意味で、痰とは咳の時に出る痰ではなく体の中に溜まってしまった病理的な水分のことです。太っている人の…

第2波に備えて

www.nikkansports.com最初はマスクなんて病人がするもんだなんて抜かしていたWHOもマスクを推奨し始めましたね。香港大学の実験では、 香港大の実験では、感染したハムスターのケージにマスクを取り付けたところ、健康なハムスターの感染率は16・7%まで低減…

熱中症対策、酸梅湯効果

三国志の中で、曹操の一行が荒れた土地を行進していて兵士たちはのどが渇いてしまい苦しんでいた。そこで曹操が「向こうに梅の林があるぞ」と言うと、兵士たちは梅の酸っぱさが頭の中に浮かんできて口の中に唾が湧き行進を続けることができました。これが中…

夏の健康飲料「酸梅湯」を作ろう。消暑止渇 開胃口。

夏は暑くてうっかり冷たいものを飲みすぎ体調を悪くしてしまいがちです。暑くて汗をかき喉は渇くので、なにか適当な飲み物はないしょうか?中国では古来より「梅」をジュースにして飲んでいました。望梅止渇。三国志の曹操は乾燥した土地を行進して喉が渇い…

疲れとだるさは違います。コロナ邪気退散

ムシムシとする季節に突入してきました。蒸し暑いのですが、電車やバス、コンビニに入るとクーラーのせいで寒くなったり、体調を壊しやすいです。ついうっかりの冷たい飲み物は消化管にたまり胃は張ってきて急にトイレに行きたくなります。消化管に水が溜ま…

真夏のコロナ対策

www.sankei.comノストラダムスの昔からいろいとな予言が有りました。もしそのとおりになっていたらとっくに地球は無くなっていたはずです。www.kameido-kanpo.comただアナンダさんの言う通り、個人として免疫を上げておくことは悪いことではありません。免疫…

コロナの神薬? 連花清溫カプセル

www.fnn.jp中国ではサーズが流行した時、大量のステロイド剤で治療したためその副作用で苦しんでいる人は多いのです。その反省点から今回は中医学治療に力をいれたのだと思います。連花清溫は中医学の理論に基づいた処方で、一定の治療効果があると僕は理解…

雨が降ると体がだるい

この時期は温度も上がっているので、雨が降ると湿気がでてきます。湿気は自然界の正常な気候の変化ですが、これが体に害を与え始めると、「湿邪」と名前を変えて呼びます。湿邪は体につくと重だるくなりなります。子泣きじじいと同じです。また湿邪は消化管…

男性の尿もれ

最近は男性の尿もれでズボンにシミが付くCMがよく流れています。働きざかりの男性ではこれは「沽券に関わ」りますね。これは「余瀝」というのですが、尿が出終わった後でもまた少し漏れてしまうのです。この状態を中医学では「腎気不固」といいます。腎臓の…

武漢肺炎感染予防と次亜塩素酸水とワキガ

今日は暑いですね。だんだん夏に突入です。外を歩くにも気持ちが良いのですが汗をかきやすく成りました。この時期憂鬱になる人な「ワキガ」の悩みがある人ですね。夏がくれば思い出すいろいろな制汗剤が発売されていますが、却って変な臭いになってしまうこ…

自粛期間とダイエット

自粛期間中になにか普段できないことをしよう 60になると筋肉の衰えは将来の不安材料の1つです。このところ老人のフレイル(虚弱)が問題になっています。筋肉が衰えては歩くこともできなくなります。筋肉は中医学では「脾胃(消化管)」からの栄養により…

武漢肺炎と夏と心臓

転売ヤーから救い出したパルスメータたちは本当に必要な患者さんや医療従事者の方々のところへ旅立っていきました。(あと在庫3個)僕が少し焦ったのは、だんだんと暑くなってきた気候のせいです。五行学説では夏は火に属し、また心も火の属性を持ちます。…

made in china

headlines.yahoo.co.jpwww.msn.com 今巷で溢れているのが中国製の「ナゾノマスク」。亀戸では弁当屋で山積みです。薬剤師会から配給されたのも中国製。検品したら50枚入りのはずが50枚入ってなかった。思い起こせば東北大震災の時、東北支援で取り寄せた…

武漢肺炎予防と冬虫夏草、パルスオキシメータ

武漢で治療にあたった中医師団では感染した中医師はいなかったそうです。中医師は当然、黄帝内経の「正気内在、邪気不干」(干は干渉の干)を理解していますから自身の正気(抵抗力)を高める中薬を飲んで治療にあたっていました。それぞれの中医師が自身に…

自粛による不定愁訴

一人暮らしのおばあちゃんなんですが、近頃のコロナ関連のニュースを観ていると急に熱っぽくなる。コロナか? と不安になり計ってみると36℃代。でも不安で不安で。病院に行って逆に感染してしまったら? ちゃんと診てもらえるか?いろいろ考えてしまいます…

時の流れと新型コロナウイルスによる武漢肺炎

余の一族は、元々二百に余るほどであった。 しかし、建安紀年から十年も経たないうちに、三分の二が死んでしまった。 死んだ者の内、十中に八は傷寒の病であった。(建安紀年 西暦196年) その昔に死亡者が続出したことが心に刻まれ、まだ生きるべき若者…

自粛脱毛 

自粛中に髪の毛が抜ける人が多くなってきたそうです。中医学では「髪は血の余り」。血液が豊富で頭髪に栄養を与えれば髪質は艶がありふさふさします。血液が不足すれば逆でパサパサして細くなり抜けやすくなります。また心は血液により栄養されて精神は安定…

武漢肺炎の影響で目が痛い 自粛眼精疲労

僕の高校はなぜか教育関係に進む同級生が多いのですがグループラインでは、これからのネットでの講義による教材作りで忙しいという声が多いです。僕もその1人で、中医学の印刷教材の原稿を書いていたところにネット用の教材作りですから連休は働いています…

読んで免疫アップの壮快マガジン

50代からの男のゴラク コンビニで絶賛発売中「コロナストレスにも効く 下半身の悩みをスッキリ解決 漢方薬のススメ」が僕の記事です。見ての通りの雑誌ですが、編集姿勢は大変真面目で、この記事の取材依頼も、読者からの声を真摯に受けてお応えするためだ…

コロナ「突然重症化した人」

コロナ「突然重症化した人」の驚くべき共通点 という記事がThe New York Timesに掲載されました。toyokeizai.netまた日本でも自宅療養の患者さんが急死されるケースが最近出てきています。自宅待機中に急変、どうすれば・・・突然重症化の恐怖(20/04/23)中国…