梅雨になり蒸し暑くなると男性は股間が痒くなり悩まされます。
数年越しの股間や陰嚢の掻痒に悩まされてる方も多いですね。陰嚢の耐えがたい痒みは所かまわずで男性の生活の質を低下させ気分を暗くさせます。
皮膚科ではかゆみ止めのスレロイド剤が処方されます。よく効きますがまた痒くなります。
このブログではワキガも以前書きましたが、肝臓の経絡が股の通り道です。ここに湿熱という異物が入っていく肝経湿熱という状態です。この経絡上に湿熱が入っていくと汚い、ネバネバする物質が出てきます。たとえば耳なら耳が痒くなり耳垢、目なら目やに、腋ならワキガ、股なら湿って痒くなるという具合です。
湿熱は主に脂っこい食事や酒が原因ですが、湿と熱、つまり蒸し暑い季節も原因になりえます。蒸し暑くて身体がだるいから焼き肉で生ビールというのが湿熱を生む悪いサイクルですね。
食事を見直すとともに、肝経湿熱を治療する竜胆瀉肝湯を使います。ちなみにかゆみは夜中の2時、3時にひどくなる場合が多いですがそれは肝臓の経絡の時間なのですね。
中医音楽療法では湿を取り除いて身体を軽くする音楽がありますので、プレゼントしましょう。《酒狂》という曲です。
古琴大師張子謙先生演奏《酒狂》

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