松江堂薬局の漢方でなんとかしたい!

中医学講師30年。漢方や中華圏の文化とか書きます。

日本と韓国 文大統領「盗っ人猛々しい」火病

文大統領「盗っ人猛々しい」

最近の(いや、以前からだが)、韓国の言ってくることには理解しようとしても僕には理解ができないことが多い。

理論の飛躍が甚だしくて、大事な箇所が「歴史を直視しない」「妄言」さきほどの「盗っ人猛々しい」にすり替わってしまっていてどうにもわからない。

いったい韓国人の考えかたはどの様になっているのだろうか? と考えた時に、朝鮮民族特有の精神疾患「火病、Hwabyung、anger syndrome"」DSM-IV(『精神障害の診断と統計マニュアル』が気にかかってきた。

火病というのは張介賓(明代)が使用した病名である。中華圏では今でも「上火(イライラする)」という言葉を使うし、中医診断名でも証候に「心火上炎」「肝火上炎」「痰熱迷竅」など「火」に関係するものが多くこれらは症状に「煩躁」を伴う。

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中医心理学では七情(喜 悲 憂 思 怒 驚 恐)という精神的な刺激が臓腑機能の失調を引き起こし疾病にいたるという学説がある。怒りは肝臓を傷つけて肝火が生じることが多いが、「五志化火」といって他の感情でも時間が経過すると火を生じる。

火が生じると、イライラして怒りっぽくなり、煩躁し、興奮して眠れなくなる。はなはだしければ大声を出して暴れだすようになる。

ここでDSM-IV(『精神障害の診断と統計マニュアル』を見ると、症状として「疲労、不眠、パニック、切迫した死への恐怖、不快感、食欲不振、消化不良、動悸、呼吸困難、全身の疼痛、心窩部に塊がある感覚などを呈する。」と書いてあり、中医学の火より病機が複雑になっているように思える。

40代の女性が多く罹患し原因としては、家族間でのいさかいなどの個人や家庭に起因するもの、貧困や苦労などの社会経済的な問題に起因するものなどがあり、それらを解決しようにもうまくいかないことによる諦め、怒り、悲しみなどが挙げられるそうである。

近年は男性の患者も増加傾向にあり、2012年現在、韓国の小・中・高校生648万人のうち105万人(16.2%)は、うつ病の兆候や暴力的な傾向を示す「要関心群」で、そのうち22万人は、すぐに専門家の診断や治療を受けるべき「要注意群」であることが分かっている。
《 金秀恵 (2013年2月17日). “韓国の小中高生、22万人は「精神科の受診が必要」”. 朝鮮日報 日本語版.》

社会文化的な背景として韓国に残っている封建的な文化から言葉や行動による怒りの表現を禁じられ、忍従を強要されることから潜在的な感情の爆発が火病を発病させるのではないかという考えには中医学的にはうなずける。

身体的症状で気になるのは「心窩部に塊がある感覚」である。これは耐えてきた怒りの塊と考えられている。

これは中医学では「心下痞」と言う。心窩部がつかえて膨満感があり苦しい症状を言う。「梅核気」は咽喉の異物感を指すので異なる。

いくつかの弁証ができるが火病として他の身体的症状も考慮すると熱痞が当たるのでないかと思う。

病因には前述の七情のほかの飲食不節がある。辛い物の過食はやはり火を生む。思想的なものの他に韓国人の飲食習慣もあるのかもしれない。

熱痞では焦燥感、口渇、尿が濃いなどの熱証を呈する。大黄黄連瀉心湯で泄熱消痞し治療する。《中医症状鑑別診断学》

ただ「痰」の存在も僕的にはあってもっと複雑になっていると思う。現代医学ではどのように治療するのであるか?

韓国人を理解しようと思って火病まで来てしまった。もっと複雑であろうがまた機会があれば調べてみたい。

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