イチョウの学名
イチョウの学名は、Ginkgo bilobaです。
漢字で書けば銀杏です。読めばギンキョウです。
この木の名前はなんというか?と江戸時代、訊かれて「イチョウ」と答えるのが恥ずかしくて
「ギンキョウでござる」と答えてしまいそれがそのまま学名になってしまいました。
中国語では家鴨の足に似ているので鴨脚とも言います。
イチョウの成熟種子は銀杏(ぎんなん)ですが中薬では「白果」と呼びます。
白は実際の色ですが、白は五行では「肺」の色です。つまり銀杏は肺に効くのかなと推測ができます。
銀杏は定喘湯の処方に入っています。⇒国際中医師試験方剤学A題 問210
喘息に使うんですね。
また下半身の冷えによる頻尿や女性のオリモノが白く濁っているのにも使います。白果烏鶏湯(スープ)にして食べます。